食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06260730149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に使用する飼料添加物(Corynebacterium glutamicum CGMCC 20437株により生産されるL-イソロイシンからなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2024年4月5日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は4月5日、全動物種に使用する飼料添加物(Corynebacterium glutamicum CGMCC 20437株により生産されるL-イソロイシンからなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2024年3月12日採択、PDF版9ページ、doi: https://doi.org/10.2903/j.efsa.2024.8726)を公表した。概要は以下のとおり。
 欧州委員会からの要請を受け、EFSAは全動物種の飼料及び飲用水に使用される栄養飼料添加物としてのCorynebacterium glutamicum CGMCC 20437株を用いた発酵により生産されるL-イソロイシンの安全性及び有効性に関する科学的意見を提出するよう求められた。
 当該産生株は非遺伝子組換えであり、生産目的に使用される場合は安全性評価におけるQPSアプローチに適しており、関連する抗生物質に感受性があり、懸念される薬剤耐性遺伝子を含まない。最終製品からは、産生菌株の生細胞は検出されなかった。当該添加物は、産生菌株に関する安全性の懸念を提起しない。Corynebacterium glutamicum CGMCC 20437株を用いた発酵により生産されるL-イソロイシンは、対象動物種、消費者、環境に対して安全であると考えられる。水での使用に関して、EFSAの動物用飼料に使用される添加物及び製品又は物質に関する科学パネル(FEEDAPパネル)は、栄養バランスが崩れるリスク及び衛生上の理由から、L-イソロイシンを飼料と飼用水から同時に投与した場合の対象動物種に対する安全性に関して懸念があると繰り返した。Corynebacterium glutamicum CGMCC 20437株を用いた発酵により生産されるL-イソロイシンは、反すう動物以外の動物種において、必須アミノ酸L-イソロイシンの有効な供給源と考えられる。反すう動物において、L-イソロイシンの添加が反すう動物以外の動物種と同様に有効であるためには、第一胃での分解を防ぐ必要がある。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/8726
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。